築60年超のこの貸家はレトロな雰囲気を残しつつ水回りを中心にリノベーションされています。
なかでも一番目を引くのはガラスの格子引き戸です。一部格子がかけてしまっている箇所もありますが、それもまた60年の風格を感じさせる味。
リビングはパイン材の腰壁が床の無垢材とのつながりを感じさせるデザイン。リビングからつながる縁側の床がダークブランで床のコントラストが古さと新しさの融合を感じさせます。
キッチンはL字型のシステムキッチン。なぜか階段へ通ずる廊下に向けてガラスの小窓が付いています。ここを開けて2階にいる子供たちに『ごはんできたよー!』って言っているお母さんのイメージが頭に浮かびました。
縁側の先にはちょっとした庭も付いています。納屋にはスコップが置いてありましたので、かつての住人が土いじりをしていたのでしょう。
2階へ上がると和室1間と、もともと和室であったであろう板張りのお部屋があります。
板張りのお部屋には欄間が象徴的に残されており、壁は淡い青の漆喰で、この空間好きだな、と思わせるデザインです。
駐車場は奥行き4m、幅2mありますので、軽自動車くらいであれば停められます。建物までくる道幅が狭いのですが、約2mありましたのでギリギリ軽自動車であれば通れると思います。
街中へのアクセスも良く、3LDKとしてはお手頃な家賃設定も魅力のレトロ貸家、レトロ好きにはもってこいの物件です。