キッチンはあえてセパレートタイプになっており、リビングの美観を損なわない配慮がされています。シンプルでおしゃれなデザインにまとめられているので、調理器具やカトラリーにもこだわりたくなってしまうはずです。正直なところ、バルコニーは少し狭いと感じるかもしれません。大きな洗濯物を一気に干すようなスペースではありませんが、通気や採光を確保するための機能的な場所と割り切ってしまえば、リビングの洗練された空気を守るための絶妙な設計だとも言えます。観葉植物を少し置いて、室内のデザイン窓からその緑を眺めるような使い方がこの部屋には似合います。
15帖もの広さがあるからこそ、ベッドスペースとワークスペースの区切り方に少し悩むかもしれません。ただ、事務所やエステサロンとしての利用も可能なくらい整った空間なので、パーテーションではなく大きなソファや棚を置いて、視覚的に緩やかに分けるのがおすすめです。おしゃれな外観からこの部屋へ続く動線は、来客時にもきっと好印象を与えてくれます。デメリットと言えなくもないバルコニーの狭さも、室内を最大限に広く、美しく見せるための選択だと思えば、むしろこのストイックな造りが愛おしくなる。そんな、感性を刺激される特別な一室です。