窓を開け放てばリビングと一体になり、まるで戸建ての庭のような感覚で使えます。ここで子供たちとプール遊びをしたり、週末にブランチを楽しんだりする光景がはっきりと目に浮かびました。
さすがは浜松が誇る高級マンションブランド、アートフォルムシリーズ。
重厚感のある外観に負けないくらい、室内もゆとりある設計になっています。特にリビングに入った瞬間の広がりは圧巻で、床暖房が完備されているため、冬の朝でも家族みんなが自然とここに集まってきそうです。
しかも驚いたことに、北側の洋室にも床暖房が入っていました。寒くなりがちな北側の部屋を子供部屋や寝室にしても、足元からポカポカと温かいのは本当に心強いポイントです。
佐鳴湖公園まで歩いてたったの4分という立地も、私たち子育て世代にはたまらない魅力です。
お散歩コースには事欠きませんし、何よりペット飼育可なので、ワンちゃんと一緒に湖畔を歩く優雅な毎日が手に入ります。
家事動線や収納もチェックしましたが、シューズクロークにウォークインクローゼット、さらに廊下にも収納棚があり、片付けが苦手な私でもここならスッキリ暮らせそうだと確信しました。かさばるベビーカーや季節外れの家電も、悩み知らずで収納できそうです。
ただ、プロとして正直にお伝えしなければならない点もあります。
今回は現状渡しとなるため、リフォーム工事が必須です。実際、キッチンの食洗機やビルトインオーブンレンジは故障していました。
でも、これをポジティブに捉えてみてください。誰かが使った古い設備を妥協して使うより、最新の機能が付いた新品を最初から入れられる絶好のチャンスです。自分好みのキッチンに作り変えられると考えれば、リノベーションの打ち合わせすらワクワクする時間に変わるはずです。
駐車場が機械式で、所有権移転後に再抽選となる点は少し手間と不安を感じるかもしれませんが、この立地と建物のグレード、そして何よりこのテラスのある暮らしを考えれば、十分に検討する価値のある物件だと感じました。