リノベーションされたお部屋の壁にピクチャーレールが備え付けられているのを見たとき、ここは単に住むだけでなく、住む人の感性を大切にしてくれる場所だと直感しました。
お気に入りのアートや写真を飾るだけで、殺風景になりがちな空間が一瞬で自分だけの色に染まります。
建物自体は1983年12月築と歴史がありますが、玄関には最新の電子キーが採用されており、カバンの中で鍵を探す手間がいらないスムーズな生活が待っています 。
間取りは8帖のリビングと5.8帖の洋室がつながる1LDKで、34.84平米という広さは一人暮らしでゆったり過ごすのに丁度よいサイズ感です 。
私が現地で特に良いなと感じたのは、トイレの中に独立した手洗い場が設けられている点です 。
友人が遊びに来た際、生活感の出やすい脱衣所の洗面台を使ってもらわずに済むので、お互いに気を使わず楽しい時間を過ごせます。
また、1階にはお洒落な美容室が入っており、建物の雰囲気も明るく、不在時に重宝する宅配ボックスがあるのも忙しい世代には心強い味方です。
正直にお伝えしておきたいのは、お部屋のある2階へ上がる外階段が少し急な造りになっている点です 。
重い荷物を持っての上り下りは少し大変に感じるかもしれませんので、内覧の際には実際に歩いて感覚を確かめてみてください。
それでも、家賃57,000円という価格帯で、これだけの設備とデザイン性を兼ね備えたお部屋に出会えることはなかなかありません 。
初期費用や毎月の固定費を抑えつつ、インテリアや暮らしの質にはこだわりたいという方に、ぜひ一度見ていただきたい一室です。